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カラテアの種類おすすめ10選!初心者向けの育てやすい品種から希少種まで

カラテアの種類おすすめ10選!初心者向けの育てやすい品種から希少種まで

観葉植物ラボ編集部読了時間: 約8

まるで絵画のような美しい葉の模様が魅力の観葉植物、カラテア。同じ属の植物とは思えないほど、品種によって葉の色や形、模様が大きく異なるのが特徴です。その個性的な姿から、インテリアの主役として近年人気が高まっています。

しかし、「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「育てるのが難しそう」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、観葉植物初心者の方でも選びやすいように、カラテアの代表的な人気品種から少し珍しい希少種まで、おすすめの10種類を厳選してご紹介します。あなたのライフスタイルやお部屋の雰囲気にぴったりの一鉢を見つけてみましょう。

カラテアとはどんな観葉植物?

カラテアは、熱帯アメリカ原産のクズウコン科の植物です。自生地では300種類以上が存在すると言われ、日本でも数十種類が流通しています。

最大の特徴は、なんといってもその芸術的な葉の模様です。筆で描いたようなライン、矢羽根のような模様、斑入りなど、品種ごとに全く異なる表情を見せてくれます。また、夜になると葉を立てて閉じ、朝になると再び葉を広げる「睡眠運動(休眠運動)」を行うのも大きな特徴です。日中と夜で違う姿を楽しめる、とてもユニークな植物です。

アロカシアとの違いは?

カラテアと同じように葉脈が美しく、近年人気を集めている観葉植物に「アロカシア」があります。どちらも個性的でエキゾチックな雰囲気を持っていますが、アロカシアはサトイモ科の植物で、葉が大きく矢印やハートのような形をしているものが多いです。一方、カラテアは葉に複雑な模様が入るものが多く、睡眠運動を行う点が異なります。

カラテアを選ぶときのポイント

カラテアは種類によって育てやすさが異なります。お気に入りの一鉢を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしてみてください。

  1. 育てやすさで選ぶ 初めてカラテアを育てる方は、マコヤナやインシグニスなど、比較的環境の変化に強く丈夫な品種を選ぶのがおすすめです。
  2. 葉の模様や色で選ぶ お部屋のインテリアに合わせて、明るいグリーンのもの、シックな暗めの色のもの、ピンクの斑が入るものなど、好みのデザインから選ぶのも楽しい選び方です。
  3. 斑入り品種は少し上級者向け 白い斑が大きく入る品種(ホワイトフュージョンなど)は、光合成できる面積が少ないため、他の品種に比べてデリケートで管理が難しい傾向があります。初心者のうちは、緑色の面積が多い品種から始めるのが安心です。

初心者にもおすすめ!カラテアの人気種類10選

ここからは、日本で流通しているカラテアの中から、特に人気が高くおすすめの10品種をご紹介します。

1. カラテア・マコヤナ(Calathea makoyana)

カラテアの中で最も有名で、代表的な品種です。薄いグリーンの葉に、濃いグリーンの矢羽根のような模様が入るのが特徴です。この模様から「五色矢羽根蕉(ゴシキヤバネショウ)」という和名も持っています。カラテアの中では比較的丈夫で育てやすいため、初心者の方の最初の1鉢として非常におすすめです。

2. カラテア・オルビフォリア(Calathea orbifolia)

丸みを帯びた大きな葉が特徴的な品種です。明るいグリーンの葉に、シルバーグリーンの美しいストライプ模様が入ります。葉が大きいため存在感があり、お部屋をパッと明るい雰囲気にしてくれます。比較的育てやすいですが、葉が大きい分、乾燥には注意が必要です。

3. カラテア・インシグニス(Calathea insignis / lancifolia)

細長く波打つような葉の形が個性的な品種です。別名「ランキフォリア」とも呼ばれます。明るいグリーンの葉に、濃いグリーンの斑点が交互に入り、葉の裏側は美しい赤紫色をしています。カラテアの中でも非常に丈夫で、乾燥や環境の変化にも比較的強いため、初心者の方に特におすすめです。

4. カラテア・フレディ(Calathea freddie)

淡いシルバーグリーンの葉に、濃いグリーンの縞模様が入る上品な品種です。マコヤナなどに比べると模様が控えめで、落ち着いた大人の雰囲気を持っています。どんなインテリアにも馴染みやすく、育てやすさも兼ね備えているため人気の高い種類です。

5. カラテア・ゼブリナ(Calathea zebrina)

ベルベットのような質感の葉に、名前の通りシマウマ(ゼブラ)のような濃いグリーンと明るいグリーンの縞模様が入る品種です。カラテアの中では比較的大型に成長し、存在感抜群です。こちらも丈夫で育てやすい部類に入ります。

6. カラテア・メダリオン(Calathea medallion)

丸い葉に、何重にも縁取られたような複雑な模様が入る、まさにメダル(メダリオン)のような品種です。葉の表面は濃いグリーンとシルバー、裏側は鮮やかな赤紫色をしており、コントラストが非常に美しいです。丈夫で育てやすい品種です。

7. カラテア・サンデリアーナ(Calathea sanderiana / ornata)

濃いグリーンの葉に、筆でスッと引いたような細いピンク色のラインが入る、とてもエレガントな品種です。別名「オルナータ」とも呼ばれます。シックな色合いで、お部屋をスタイリッシュに演出してくれます。

8. カラテア・ルフィバルバ(Calathea rufibarba)

細長く波打つ葉が特徴で、インシグニスに少し似ていますが、ルフィバルバは葉の表面や茎に細かい産毛が生えているのが最大の特徴です。触るとベルベットのようなフワフワとした心地よい手触りを楽しめます。丈夫で育てやすい品種です。

9. カラテア・ドッティ(Calathea dottie)

黒に近いほど濃いグリーンの葉に、鮮やかなピンク色で縁取りをしたような模様が入る、非常にインパクトのある品種です。ダークトーンの葉とピンクのコントラストが美しく、モダンなインテリアによく合います。葉が少し傷みやすいため、直射日光や乾燥には注意しましょう。

10. カラテア・ムサイカ(Calathea musaica)

その名の通り、葉全体に細かいモザイクのような網目模様が入る、非常に珍しい品種です。他のカラテアのような派手な色合いではありませんが、近くで見るとその繊細な模様に驚かされます。流通量が少なくやや希少ですが、育てやすい品種です。

カラテアを美しく保つための基本ケア

お気に入りのカラテアを見つけたら、その美しい葉を長く楽しむために基本的な育て方を押さえておきましょう。

  • 置き場所: 直射日光を避けた、明るい日陰(レースのカーテン越しなど)が最適です。強い光に当たると葉焼けを起こしたり、葉が丸まってしまったりします。
  • 水やり: 春から秋の生育期は、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えます。冬は休眠期に入るため、土の表面が乾いてから2〜3日後に水やりをし、乾燥気味に管理します。
  • 湿度管理: カラテアは多湿を好む植物です。特に冬場やエアコンの効いた部屋では空気が乾燥しやすいため、霧吹きでこまめに「葉水(はみず)」を与えて湿度を保つことが、葉を美しく保つ最大のコツです。

詳しい育て方のコツや、季節ごとの管理方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

カラテアの育て方完全ガイド|難しいは誤解?失敗しない5つのコツ

トラブルが起きたときは?

「葉がくるくると丸まってしまった」「葉の先が茶色く枯れてきた」といった症状は、カラテアからのSOSサインです。多くの場合、水不足や空気の乾燥、日差しが強すぎることが原因です。

もしトラブルが起きてしまっても、早めに対処すれば復活させることができます。よくあるトラブルの原因と具体的な対処法については、こちらの記事を参考にしてください。

カラテアの葉が丸まる・枯れる!5つの原因と復活させる対処法

まとめ

カラテアは、品種によって全く異なる魅力を持つ奥深い観葉植物です。

初めての方は、マコヤナインシグニスなど、比較的丈夫な品種から始めるのがおすすめです。慣れてきたら、少し珍しい模様の品種や、デリケートな斑入り品種に挑戦してみるのも楽しいでしょう。

ぜひ、この記事を参考にして、あなたのお部屋にぴったりのカラテアを見つけてみてください。美しい葉の模様と、毎日動く不思議な姿が、日々の生活に癒しを与えてくれるはずです。

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